Student Reports学生の報告

UT-MIT International Lecture

⼯学部科学⽣命⼯学科 2年 明⽥ 悠希

短期間でありましたが、自分が今回のMIT 訪問で感じたことそして心境の変化について綴っていきたいと思います。

今回のMIT 訪問で感じたことは、勉強環境の質の高さと学生の質についてです。
まず初めにボストンに到着した時に感じたことは東京とは違って娯楽施設が少なく静かな町だということです。お酒はコンビニでは売ってないし、柄の悪い若者もいない。よく環境が⼈の⼈⽣を左右するといいますが、ボストンはまさしく勉強には最適な町であると感じました。さらに町全体の環境だけでなく、MIT においても学ぶのに最適な環境が整えられていました。東京⼤学とは異なり、MIT では1セメスターに履修する科目が4科目程度と少ないのが特徴です。これは幅広い範囲の知識を持つことは難しいですが、専門分野については博識になりやすいと思います。またMIT ではただ授業をするだけでなく、わからない生徒のために補習授業が設定されており、それでも理解できていない生徒に対してはマンツーマンでTA が指導するという仕組みが整っているようです。東京大学でも質の高い勉強環境が整えられていると思いますがMIT はそれを凌駕するものでした。

二つ目は学生の質です。MIT を訪問する以前は、MIT 生は自分たちよりもはるかに頭が良いというイメージでしたが、実際にはそこまで差を感じることがありませんでした。
このことは、自分の努力次第で世界に通用する力を東京大学でも身につけることができるという考え方につながりました。

最後にMIT 訪問を通して自分の心境の変化についてです。渡航前自分は本当に勉強がしたいなら海外に出て行くしかないという考えでしたが、今回の訪問を通して大きくその心境が変わることはありませんでした。しかし、東京大学でもまだまだ自分のレベルなら学ぶべきことがたくさんあると感じました。時間は待ってはくれません。限られた時間のなかでより⼀層勉強に取り組み、自分がアメリカで挑戦できると思えたなら是非とも挑戦してみたいと思ってます。

今回は大変貴重な機会を設けていただきありがとうございました。

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